インナーチャイルド/雨が好き

小さい頃から雨が好きでした。

しばらく晴天が続くと、雨の日が恋しくなりました。

雨の音の「1/fゆらぎ」って聞いたことありますか?

その1/fゆらぎに癒されたいのだろうと思っていました。

でも、紐解くと違ったんです。

1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)とは、パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらびのこと。ただし f は0より大きい、有限な範囲をとるものとする。

ピンクノイズはこの1/fゆらぎを持つノイズであり、1/fノイズとも呼ばれる。自然現象においても見ることができ、具体例としては人の心拍の間隔、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、目の動き方、木漏れ日、蛍の光り方、扇風機の設定、スカートの揺れ、髪の揺れなどがある。また物性的には、金属の抵抗、ネットワーク情報流が例として挙げられる。

~中略~

生体のリズムは基本的には1/fゆらぎをしていると分かり、この1/fゆらぎは快適性と関係があることが判明している。人間の生体は五感を通して外界から1/fゆらぎを感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、精神が安定し、活力が湧くと考えられている。精神・心理的変化(Mental / Psychological transition: 鬱状態から回復へ精神・心理的状態が変化)時の人間が描いた絵画などに1/fゆらぎが表現されたケースを科学的に示した例がある。

~中略~

物理学者の武者利光による研究で、自然界の1/fゆらぎ音を聴くと脳内がα波の状態になり、人間の生体にリラクゼーション効果をもたらすと発表されている

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 1/fゆらぎ - Wikipedia

心のクセとインナーチャイルド

“子どもの頃から雨が好き”という【心のクセ】を探るとでてきました。

台風の日、部屋で母と一緒に過ごす、3歳の私の記憶にとびました。

母は忙しい人だったので、子どもの私は淋しかったのですね。

淋しさのインナーチャイルドでした。

インナーチャイルドとは、幼少の頃に受けた心の傷、傷を受けた幼い自分、を指します。子どもの頃に傷ついた心は、その頃の感情ごと無意識レベルに残り、大人になってからも自分の発言・行動・環境に影響することがあります。心の傷を癒すと、不自由な自分の縛りがなくなり、できなかったことができるようになるなど不自由な自分から自由な自分へと変化する効果があります。

インナーチャイルドと因果関係

雨が好きになったのは、

雨が降れば母と一緒にいられる、という幼ない自分が作った因果関係でした。

母と遊べなくて淋しい

雨が降れば一緒に遊べる

雨が好き

このことを認識してから、確かに雨が恋しい気持ちはなくなりました。

本当の癒しとは、同じことを繰り返さない自分に変わること

心の癖も、紐解くと意外なところに行き着いたりします。

表層意識ではなかなか認識できない部分があるのだけど、インナーチャイルドはできるだけ癒してあげた方が、自分の中がスッキリして生きやすくなります。

そして、同じ問題を繰り返さないためにはどうすればよいかを、考えます。

この場合は、私は淋しかったんだときちんと感じ切ってあげることと、淋しいって伝えられない自分から伝えられる自分に変わることでした(自分に許可を出し行動する)。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です